藝大三次試験は試験がたくさん待ち構えています。
ここでは、最新の試験情報である令和4年の2~3月に行われた三次試験のおおまかなながれをご紹介します。
試験はただでさえ緊張します。情報が少しあるだけで落ち着いて試験を受けることが出来ます。
どのような流れで試験が進むのか、しっかり確認してイメージをしたうえで本番に臨みましょう!
三次試験一日目
三次試験の一日目は、コールユーブンゲンと新曲視唱とリズム課題でした。
① 二次試験通過者全員が9:30に5-109に集合
② 10~15分間隔で5人ずつ名前が呼ばれ、移動します
③ コールユーブンゲンの試験
④ コールユーブンゲン試験後、すぐに新曲視唱とリズム課題の予見
⑤ 新曲視唱の試験
⑥ リズム課題の試験
⑦ 1日目の試験終了
三次試験は二次試験通過者全員が、同じ時間に集合します。
昨年は81名が二次試験を通過したので、一番最後の人は2時間近くも5-109で待たされました。
10~15分間隔で5人ずつ番号が呼ばれ、移動します。
発声の時間はありません。
試験室に入り、指定された譜面台の前まで行き、コールユーブンゲンを2曲歌います。
コールユーブンゲンが終わったら、すぐさま新曲視唱とリズム課題の予見室に移動します。予見時間は2分間のみ。テンポを確認するためのメトロノームはありません。
2分の予見時間が終わると、新曲視唱とリズム課題の試験室へ移動します。
新曲視唱を先に歌って、同じ部屋でそのまま、リズム課題の試験は行われます。
これで、三次試験一日目が終了です。
三次試験の一日目と二日目の間には合格者発表はありません。
三次試験二日目に向けて、試験が終わったら速やかに帰りましょう。
三次試験二日目
①二次試験通過者全員が9:20に5-109に集合
②点呼をとる
③楽典の試験開始(10:00~11:00)
④11:30に再集合
⑤聴音の試験開始(12:00~)
⑥お昼休み(この時に副科ピアノのスケールが何調なのか貼り出される)
⑦13:30に再集合
⑧5人ずつ点呼をとる
⑨試験室へ移動、待機
⑩前の人が試験室に入ったら、スタッフの方から説明を受ける
⑪副科ピアノの試験を受ける
⑫二日目の試験終了
二日目も全員が同じ時間に集まり、楽典と聴音は座学のため、全員一斉に試験を受けます。
13:30から開始される副科ピアノはひとりずつ審査されるため、受験番号が最後の方だった方は16時まで待機することも。必ずお昼ごはんを持参しましょう。
お昼休みに副科ピアノのスケールの発表があるので、しっかり確認するのを忘れないようにしましょう。
まとめ
ざっとではありますが、藝大三次試験はこのような流れで試験は進みます。
もっと細かく詳しく、試験のながれが知りたい方は、こちらをご覧ください(^▽^)/